イギリス訪問を前に、英スカイニュースが「トランプ・ベイビー」バルーンで大統領を挑発。また、ロンドン市長とタッグを組み、巨大バルーンになった赤ん坊バージョンのトランプを、滞在中ロンドン上空を飛行させるという。
なんて時代に私たちは生きているんだ!
イギリスのニュースチャンネル、スカイニュースが赤ん坊に見立てたトランプ大統領の巨大バルーンを使って、米大統領のイギリス訪問特集を告知した。
告知動画では、不吉な音楽とともに英国民が不安げに空を見上げるなか、巨大な影が地上を覆う。影はバッキンガム宮殿やロイヤルファミリーの上を漂い、音楽がクライマックスを迎えると同時に、赤ん坊バージョンのトランプ大統領の巨大なバルーンがようやく姿を現す。大統領のトレードマークである髪型やオレンジ色の肌など、再現度もばっちりだ。もちろん、片手にはいつでもツイートできるようiPhoneも持っている。「彼が戻ってきた」という字幕とともに動画は終わる。
「トランプ・ベイビー」は、トランプ大統領の国賓としての初イギリス訪問中もロンドン上空を飛行。ロンドン市長サディク・カーンが抗議活動の一環として許可したのだ。
しかし、再現度の完璧さはバルーンの見た目だけではない。英語で”Full of hot air”と言うように、本物のトランプ大統領もバルーンに負けないくらい大のほらふきなのだ。