ロンドン出身のトルコ系イギリス人であるニルファー・ヤンヤは、音楽好きの両親のもと12才頃までには楽器の弾き方を覚え、2014年頃からサウンドクラウドにデモ音源をアップロード。2016年のEP「Small Crimes/Keep on Calling」を皮切りに、『Plant Feed』(2017年)、『Do You Like Pain?』(2018年)とのべ3枚のEPをリリースしており、「BBC Sound Of 2018」にも選ばれるなど、早耳のリスナーの間で注目を集めるようになった。
そんな彼女のデビューアルバムとなる『ミス・ユニヴァース』は3月にATOからリリースされ、インディ・ロック、ソウル、ジャズ、トリップ・ポップといった、様々なジャンルからの影響を伺わせるそのサウンドは、Pitchforkの「Best New Music」をはじめ絶大な評価を獲得。リード・シングルの「In Your Head」はNPR、Sunday Times Culture、The Guardian、The FADERなどでベスト・トラックの1曲として選出され、2ndシングル「Tears」はUKのラジオでヘビーローテーションに選ばれている。