英ハリー王子とメーガン・マークルのロイヤル・ウェディング後に行われた昼食会でエルトン・ジョンが生演奏した。「この中にピアノを弾く方はいますか?」とハリー王子がたずねるとエルトンが登壇し4曲披露した。
うわさ通りだった。ハリー王子とメーガン・マークルのロイヤル・ウェディング後に行われた昼食会でエルトン・ジョンが生演奏を披露したのである。英国現地時間5月19日の土曜日にウィンザー城で行われた結婚式にもジョンは出席している。
英デイリー・メール紙によると、ジョンがステージに登場したのは、スピーチを終えた直後にハリー王子が列席者に向かって「この中にピアノを弾く方はいますか?」と言ったあとだった。ジョンはピアノに座り、「ユア・ソング」、「サークル・オブ・ライフ」、「アイム・スティル・スタンディング」、「可愛いダンサー(マキシンに捧ぐ)[原題:Tiny Dancer]」の4曲披露し、最後の曲では歌詞を「LA lady」に変えて、マークルの演技のキャリアを表現した。
エリー・ゴールディングも兄ウィリアム王子とケイト・ミドルトンの結婚式でジョンの「ユア・ソング」をカバーしていた。「ハリー王子はサー・エルトンにレセプションで演奏してほしいと頼んだのです。この昼食会はエリザベス女王陛下がウィンザー城のセント・ジョージ・ホールで開催したものでした」と、ケンジントン宮殿が声明の中で認め、「サー・エルトンは自分と親しいハリー王子とその家族に対して生演奏でお祝いしました」と続いた。
ジョンは、1997年に逝去したハリー王子の母、ダイアナ元王妃の葬儀で「風の中の火のように(孤独な歌手、ノーマ・ジーン)[原題:Candle in the Wind]」の歌詞を変えて歌うほどに、ロイヤル・ファミリーと親しい友人だった。
「ハリー王子と初めて会ったのは、ケンジントン宮殿でダイアナ王妃とジョヴァンニ・ベルサーチが主催したプライベート・ランチのときで、非常にシャイで優しい子供だった」と、かつてジョンが語ったことがある。「あの少年が母親譲りの温かさ、ユーモアセンス、自分が信じることを守るために矢面に立って立ち向かう勇気を持って成長する姿を見られたことは、本当に大きな喜びだ」と。
土曜日のロイヤル・ウェディングには、ジョージとアマル・クルーニー夫妻、デヴィッドとヴィクトリア・ベッカム夫妻、オプラ・ウィンフリー、イドリス・エルバなど多くのセレブが出席した。