ノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランは、ザ・ローリング・ストーンズのステージの前に、アルバム『追憶のハイウェイ 61』の楽曲を約3年ぶりに披露した。
先日ノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランは、米カリフォルニア州インディオで開催された伝説のミュージシャン6組が集うメガフェス、デザート・トリップで、約3年ぶりに『ライク・ア・ローリング・ストーン』を披露した。また、先週に続き二度目となったデザート・トリップで、ディランは『追憶のハイウェイ 61』も演奏した。
ディランが『ライク・ア・ローリング・ストーン』を最後に演奏したのは、2013年11月のイタリア・ローマでの公演だった。フランク・シナトラに恩恵を受けたアルバム(2010年代のディランのレコーディングと深い関わりのある)とともに夏のツアーを終えたディランは、ラスベガスでのコンサートを挟む形となったデザート・トリップ公演では、60年代の音楽シーンに立ち戻った。
最初のデザート・トリップでは、2010年以来となった『マスターズ・オブ・ウォー』をはじめ、『追憶のハイウェイ 61』『雨の日の女』、さらに数年ぶりに『イッツ・オール・オーヴァー・ナウ、ベイビー・ブルー』を披露した。
本年度ノーベル文学賞を受賞したディランは、今週日曜に行われるフェニックスのコメリカ・シアターでのライヴほか、秋のツアーを続ける予定だ。