UKのクラブシーンを代表するDJであるジャイルス・ピーターソンと、フランソワ・レニエが発掘したキューバの若き歌姫のデビューアルバム。ジャイルスは2008年にキューバに渡った時、まだ10代だったアロセナの歌に魅せられて彼女をデビューへと導いた。8歳の頃からシンガーとして活動していたアロセナは22歳にして貫禄充分。クラシックの教養と、馴れ親しんだキューバの宗教音楽。さらにジャイルスから教えられたジャズを吸収したその歌は、ソウルフルな艶やかさと洗練されたテクニックを併せ持つ。ジャイルスが惚れ込んだのも納得の逸材だ。

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