フランツ・フェルディナンドとスパークスが世代を越えてコラボレート。FFS名義でアルバムを作り上げた。両者は2008年に出会って以来、交流を深めていって、2013年から曲作りのためのセッションを始めたらしい。バンドで共作というのも珍しいが、両者はお互いにリスペクトし合う間柄。それぞれ強烈な個性を持ちながらも息は合っていて、スパークスらしいシアトリカルなポップセンスと、フランツのダンサブルなバンドサウンドが見事合体。ヴォーカルのかけ合いはミュージカルのような楽しさもあって、早くも続編が待ち遠しくなる“デビュー作”だ。

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