久しぶりにミッチェル・フルームと組んだ前作『フォーエバー・エンデバー』で、フォーキーなサウンドに原点回帰したロン・セクスミス。今回はウィルコなどを手がけたジム・スコットをプロデュースに迎え、バックバンドにはライアン・アダムスのバンド、カーディナルズのジョン・グラボフがギターで参加。前作のフォーキーな雰囲気を残り香のように漂わせながら、アメリカーナなバンドサウンドもしっとり聴かせる。さらにキンクスやニック・ロウを思わせるUKロック的フレイヴァーも加えたりと、ロンのソングライターとしての魅力が詰まったアルバムだ。

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