ジャズの名門レーベル、ヴァーヴからリリースされる新作は14年ぶりのカヴァーアルバム。プロデュースを手がけたのは本作で4作目の共演となる伊藤ゴローで、ともに高橋幸宏のバンド、pupaで活動する堀江博久や坪口昌恭(東京ザヴィヌルバッハ)など腕利きのミュージシャンたちがバックを務める。ジャズ、ボサノヴァ、ロックとさまざまな名曲を取り上げるなか、ノラ・ジョーンズの「ドント・ノー・ホワイ」では作者のジェシー・ハリスとデュエットを披露。その歌声は囁くようでいて、しっとりとした情感があり、まるで曲ごとに愛の告白を聴いているようだ。

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