マン・アゲインスト・マシーン

ガース・ブルックスが2014年最高のロック・アルバムを発売。本作では彼のしゃがれ声を滑らかにするソフトは使われず、その分、枯れた味わいのあるものになった。歌詞もこれまでのガースらしさにひねりが加えられている。「シーズ・タイアード・オブ・ボーイズ」は、1992年の「That Summer」で描かれた年の差がある恋に関して、逆の立場に立っており、主人公の女性が恋人を失うこともない。素晴らしいギター・ソロとゴスペル調のバックコーラスがフィーチャーされた本作を聴けば、エリック・クラプトンだって“教会に行ってみないと”と思うにちがいない。

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