Rolling Stone Japan 編集部 |2013/09/10 00:00
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キング・クルールことアーチー・マーシャルは、氷のように滑るヒップホップのビートと悲し気なラウンジ・ピアノ、そして湿ったギターに合わせて歌う。コックニーのアクセントが特徴で、等身大の日常を綴るのだ。“失業手当で生きてくんだろう/それが俺の人生さ”と歌いながら自分の怠惰さを認める。ロンドンのストリートに生きる若者の疲れや孤独、アルコールと酩酊、そして悲しみ。その姿はまるで、ダブステップ界のモリッシーだ。
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