エレノア・フリードバーガーと兄のマシューがファイアリー・ファーナセスで聴かせるサウンドは、まるでクラシック・ロックのジグソーパズルのようでもある。ただ、ソロ・アーティストとしての彼女は、もっと聴きやすい作品を作る。彼女のセカンド・アルバムは、ハリー・ニルソンや初期のストーンズを思わせる、歯切れの良い騒々しいインディ・ポップだ。そして意気消沈し、ぼんやりとしている、若者たちのスウィートな物語が綴られている。

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