ロンドン出身の女性バンドによる11曲38分間のフルアルバムは、終わることのない怒りのパッケージである。ほとんどの楽曲はとんでもないスピードのビートが炸裂し、挑発的なフレーズが並んでいる。その影響は、80年代ポストパンク、特に、キリング・ジョークと初期のスージー・アンド・ザ・バンシーズのリフの構造とダブっぽい陰影にあることは間違いないだろう。理屈抜きに楽しめる新鮮なサウンドも気持ちがいい。

RECOMMENDEDおすすめの記事


MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE