このオクラホマ出身アーティストは3作目となる本作で飾り気のないアレンジを好み、それが功を奏している。彼女の声は多様な表情を見せ、そのミニマルなバッキングは十分に聴き応えがあり、フレイヴァーも変化に富む。「For The Miner」はニール・ヤングによって再考されたU2の「ワン」で、「The Pattern Has Changed」は強い痛みを抱えたキャロル・キングだ。彼女のトーンにこもったエモーションは論文のようでもある。

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