これは驚き、元クラフトワークのオリジナル・メンバーでもあるカール・バートスが突如10年振りとなる新作をリリースした。ロボ声やリズムマシンの響きは前作『Communication』からいっさいの変化がなく、新しいことは何ひとつしていない。見事なまでにカタいグルーヴの古いテクノ/エレポップなのだが、迷いがいっさいないのが聴いていて清々しい。ダサい曲も不思議とさまになってしまうキャラが見事に出ている作品。

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