アッシャーの「クライマックス」のような抑制されたプロダクションはまったく用いることなく、ディプロは、その逆の方法で、この6曲入りEPを最高の作品に仕上げている。心臓を強打するベースラインが激しく鳴り響くシンセサイザーを投入し、ニッキー・ダ・Bのような口汚いMCたちにゲスト参加を依頼。それが功を奏し、「エクスプレス・ユアセルフ」はYouTubeの“職場で開くとマズい”人気ビデオとなっている。

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