SHINee、5年ぶりとなる日本アリーナツアースタート 2024年東京ドーム公演も決定

2回目のMCでは、メンバーそれぞれの近況も報告。9月にソロ2ndセカンドミニアルバム『Good & Great』をリリースしたばかりのKEYは、実はアルバム『HARD』の制作後すぐに準備に入っていて、多忙を極めていたことを明かす。その努力する姿に力をもらったというTAEMINも、ソロ活動に向けて準備をしていてMV撮影をしたことなども伝え、MINHOもドラマの撮影中と、個々としても活躍の場が広がっていることを伺わせた。

中盤はSHINeeの代表曲と言える楽曲で盛り上げつつ、日本オリジナルの楽曲「Downtown Baby」はメンバーと観客との距離をより縮める演出を伴って届けられる。KEYが「皆さん、一緒に歌って!」と呼びかけると、会場は大合唱に。その流れでファンへの感謝の気持ちを伝えるメッセージソングの新曲「The Feeling」も披露され、メンバーとファンとの絆が固く結ばれる。さらにSHINeeが歌い踊る映像のあとは、ファンにとって思い入れの強い楽曲が並ぶ。特に、この日本ツアーのために用意された「Diamond Sky」では、メンバー、観客が共にSHINeeのシンボルでもあるダイヤモンドの形を指で作り、空に想いを届けるように声の限りに歌う姿が深く印象に残った。


SHINee(Photo by 田中聖太郎写真事務所)

そしてライブもいよいよ終盤。最終ブロックはメンバーの心からの歌声を乗せたバラード楽曲で飾る。1音1音、丁寧に紡がれる歌声に、観客は聴き入り、1曲終わるごとに大きな拍手を送る。「An Encore」では前半ピアノの音色に乗せたやわらかな歌声から、サビの感情を揺さぶる歌声まで、1曲の中でもそれぞれのフレーズに込めた気持ちの変化が伝わってくる。紙ふぶきが舞い散る中で、その想いの全てを乗せたような歌声がいつまでも耳に残るエンディングとなった。

アンコールは、アルバム『HARD』のタイトル曲「HARD」をMVでも着用している衣装を着て、カリスマ性を存分に見せつけるパフォーマンスでステージに戻ってくる。印象的なピアノのイントロから始まり、さまざまのジャンルが融合したダンスナンバー。“これぞSHINee”という高難度の楽曲で、観客を再び釘付けにした。

他にも、観客と近い距離で数曲を披露し、最後の最後まで楽しみを届けたメンバー。「今日からツアーが始まりましたね。新しい思い出を作ることが楽しみですし、これから皆さんにもらった愛をお返しすることができるように頑張ります」(TAEMIN)。「今日がスタートの時です。たくさん来てくれてありがとうございます。皆さんの声と笑顔が本当にうれしかったです」(MINHO)。「昔みたいにまた一年に何回も会えることができるように頑張ります。一緒に歌えることも、笑顔が見えることもすごくうれしいです」(KEY)と、それぞれに感謝と喜びを観客に伝え、「これからずっとやるから」(TAEMIN)と約束し、ツアーの初日を終えた。

そして、2日目の公演では、‟これからずっと“を有言実行とする来年2月24日(土)、25日(日)の東京ドーム公演の開催がメンバーから発表。ここから始まるツアーに、来年のドーム公演まで、SHINeeとの楽しい時間が続きそうだ。



<ライブ情報>

SHINee WORLD VI [PERFECT ILLUMINATION] JAPAN FINAL LIVE in TOKYO DOME
2024年2月24日m(土)東京ドーム 16:00開場/18:00開演
2024年2月25日(日)東京ドーム 14:00開場/16:00開演
チケット料金:
■一般チケット(全席指定)
12800円(税込)/枚
※決済事務手数料 950円(税込)/枚
※お1人様1公演につき1申し込み2枚まで
※今回の公演チケットには、演出上の都合によりペンライトの付属はございません。
※3歳以上有料
※出演メンバーは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
https://shinee.jp/news/2023/1001_2104.html

SHINee Official Website:http://shinee.jp/

Rolling Stone Japan 編集部

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