indigo la End、結成13周年を全23曲で飾ったパシフィコ横浜公演

「蒼き花束vol.3」パシフィコ横浜国立大ホール(Photo by 鳥居洋介)

indigo la Endが2023年2月25日(土)、パシフィコ横浜国立大ホールにてワンマンライブ『蒼き花束vol.3』を開催した。前日の2月24日にバンド結成13周年を迎えたindigo la Endは全23曲を披露し、詰めかけたオーディエンスとメモリアルな一夜を作り上げた。オフィシャルレポートを掲載する。

【写真】indigo la End、パシフィコ横浜国立大ホール公演(全13枚)

開演時刻を過ぎた頃、イメージ映像と共に久保田紗友によるポエトリーリーディングがステージ上のスクリーンに流れ、ライブが幕を開ける。幕開けの楽曲となったのは2012年リリースの「レナは朝を奪ったみたいだ」

結成13周年を迎えたばかりのindigo la Endらしい粋な選曲で会場を暖める。続けて「想いきり」「さよならベル」「渇き」と更に熱を帯びた演奏と川谷のハイトーンボイスで彼らの世界を作り上げていく。ミドルテンポなグルーブが心地よい「邦画」が披露されると、先程までとはまた違う空気感で会場をindigo la Endの色に染めていく。

その後「雫に恋して」、長田によるギターのカッティングが切なく響く「夜行」、「さざなみ様」を続けて披露すると、再びスクリーンに映像が映し出される。叙情的なポエムが読み上げられ、『夏の魔法のように』という節で映像が終わると、「夏夜のマジック」の演奏へ。ライブタイトルにちなんで、花束を手にした川谷がハンドマイクで心地よく歌い上げると、それに呼応するように会場内は大きな拍手に包まれた。

再び川谷がギターを手にとり、「彼女の相談」「チューリップ」と新旧の楽曲を交えた選曲で夜を彩っていく。演奏が終わり、暗転した会場内に雨音が響くと、小気味よいタイミングでイントロが鳴り、「心雨」を歌唱。オーディエンスも楽曲の世界観に更に没頭していった。

Rolling Stone Japan 編集部

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