若手3ピースロックバンドUtaKataが描く「自分と世界との付き合い方」

UtaKata

2019年に結成、都内を中心に活動するバンド・UtaKata。こーだい(Vo.Ba)、安田 陽人(Gt)、斎藤 響(Dr)によるシンプルな3ピース編成ながら、2023年1月21日(土)リリースの1stアルバム『ZENJINMITOU』を聴くと、ゴリゴリのバンドサウンドの間にエレクトロなSEが入っているなど、ひとクセある印象だ。

今回、初インタビューを行うべく、こーだいと斎藤の2人をお招きしたのだが、取材時刻になってもこーだいが現場にやってこない。「20分遅れるという連絡がありました。つまり45分遅れるということだと思います」(斎藤)。ということで、まずはリーダーの斎藤に単独で話を訊くことにした。果たして、こーだいは本当にやってくるのか?

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―UtaKataは2019年秋に結成されたそうですが、どんな流れで誕生したバンドなのか教えてください。

斎藤:僕と安田は高校時代にバンドを組んでいて、その後大学で出会ったこーだいが加わって今の編成になりました。オリジナル曲は高校時代から作っていました。今は主に僕が作詞作曲を担当していて、安田が作曲したり、こーだいが作詞に携わることもあります。

―ドラマーの方が中心になって曲を作ってる3ピースバンドは珍しいですよね。曲はどんなきっかけで作るようになったんですか。

斎藤:自分はもともと、小さい頃からクラシックピアノをやっていたんですけど、高校時代にバンドコンテストに出るために、ガレージバンドで曲を作るようになって、今に至ります。じつは今もガレバンで作曲してるんですよ。

―へえ~! DAW(音楽編集ソフト)にアップグレードしたりせず?

斎藤:そうなんです。ガレバンをすごく使いこなしている人みたいな感じで(笑)。それで作ったデモをメンバーに聴かせて曲を作っています。

Rolling Stone Japan編集部

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