「女の子にはもっとわがままに生きてほしい」ー「PULL UP」はMVの方も、等身大の女の子の仲間感が出ていていいですね。LANA みんな友達なんですよ。お姉ちゃんのダンス友達と私のリアル・フレンドを呼んで。ちょっと遊ぼうぜみたいな感じで、踊ろうって言って、撮りました。
ーその後に出した「Xmas with U」は全く違うタイプの曲ですが、歌の上手さをちゃんと聴かせていますね。LANA ヒップホップ・シーンの人たちにも、違うシーンの人たちにもヤバいと思われたくて。じゃあガチで歌おうと思ったんです。クリスマスは一番大好きなイベントなので、しっとりいきたかったんですよ(笑)。風呂でお母さんに教えてもらったことが発揮できましたね(笑)。
ーMVも出ていますよね。LANA あんな感じで歌ってるのに、見た目はギャルなんです。でもギャルとかイケイケの女の子にはピュアな子が多いし、それをもっと伝える時だなと思って。私もそっちの部類に入ると思うし。恋愛に対してはおとぎ話みたいなのを求めがちなんです。そういう意味でも共感してくれる子がいると思いますね。あと、ジャケットをお姉ちゃんが作ってるんですよ。コーラスもお母さんとお姉ちゃんに入ってもらってて。ファミリーの愛が詰まった思い出の1曲になりました。
ー2022年を振り返ってみると、どんな1年になりました?LANA やりたいことが増えたし。やりたいことができるようになると、伝えたい何かが出てきましたね。自分がやりたいだけじゃなくて、これをやったら聴いてる子たちがどんな気持ちになるんだろう?って考えることが増えました。やればやるほどそうなってきてますね。今、世の中に期待されてる、そんな感じがします(笑)。
ー2023年はどんな活動をしていきますか?LANA 「この子、何者?!」っていう風になってほしいですね。スゴい病みソングも作りたいし、スゴいパーティ・ソングも作りたい。来年はさらに自分のやりたいことにフォーカスを当てて、みんなに聴いてもらいたいと思ってます。
ー長い目で見て、こういうアーティストになりたいというのはあります?LANA 女の子の味方でいたいです。悩んでる女の子の気持ちに寄り添えるような音楽を作りたいし、イケイケな気分の時にも聴いてもらえるような音楽を作りたい。女の子にはもっとわがままに生きてほしいんですよ。かと言って、けっこうガラスのハートも持ってるから。だからもっとそれを形にできたら、女の子はもっと生きやすくなるんじゃないかなと思うんです。ファンの子が悩んでることも聞きたいし。そういうのをインスタライブでくっちゃべってます。自分が悩んでるからこそ、みんなの気持ちもわかるんです。私からもみんなに質問したりするし、情報交換みたいな感じですね。意外と男の子で相談してくる人もいるんです。「こうなっちゃったけど、俺は女の子にどうすべきなんだ?」とか。男の子も強がってるけど弱いんですよ。とりあえず男と女が平等になってほしいです。女の子の味方でいたいですけど、女の子だけに限らず、ティーン全体の味方でいたいと思ってます。
LANA
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