ハリウッドザコシショウが、2022年8月6日の東京・北沢タウンホールを皮切りに、静岡・大阪の3都市5公演で、ミニ単独ライブツアー「ハリウッドザコシショウのミニ単独ライブシリーズSEASON⑬ツアーしょんべん」を開催する。東京以外での公演は3年振り。独自の目線で体現する”誇張しずぎたものまね”をはじめ、ライブでしか観られないエキセントリックでクレイジーなワンマンライブショーを繰り広げる予定だ。さらに、2022年9月19日(月・祝)には東京 座・高円寺2で、ミニ単独ライブツアー初の追加公演も開催される。コロナ禍で開催できなかった2020年以外、シショウは毎年欠かさず単独ライブを続けており、人一倍こだわりを持ってやり続けている。そこで今回、ハリウッドザコシショウにとっての単独ライブ哲学を語ってもらう企画を実施。ハリウッド軍団から、キャプテン渡辺、だーりんずの小田祐一郎と松本りんす、桐野安生を招き、公開討論の形をとりながら、思う存分、語ってもらった。
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ハリウッドザコシショウ、狂気の「芸」が生まれた背景と10年続けた動画投稿ーハリウッドザコシショウ(以下、シショウ)さんが、今回、ハリウッド軍団の中からこの3組を呼ばれた理由からお聞かせいただけますか。シショウ:まず桐野くんは、単独ライブで成り上がった方ですもんね?
桐野:いやいやいや(笑)。正直な話をしますと、単独ライブをやったのは2012年の1回きりで。ですから、ちょうど10年間、何もやっていない状態です。
シショウ:売れてない頃、僕と桐野くんは同じ水道検針のアルバイトをしていたんですよ。帰りの最寄り駅まで一緒に帰っていたとき、「売れたいです、シショウ!」って言うから、「単独ライブとかやってみたらどうやねん」って言ったんですよ。そしたら、「金言いただきました。全身全霊のライブをみなさんに見せてネタを増やしていくのが自然な売れ方なんですよね」ってことを言って。そこから、もう10年経っているけど(笑)。
一同:(笑)。
桐野:時が経つのは早いですね。昨日のことのようです。
シショウ:毎回、俺が単独ライブやれって言ったら、「分かりました、自分のタイミングでやらせてください!」って言うけど、いつなん?お前のタイミングって。
桐野:いやー、それを言われると、うーん……まだ整ってないですね。
シショウ:まだやる時期ではないと?