エンリッヒ氏の引退後、グラミー賞を欠席するアーティストは減る?
エンリッヒ氏が2020年に引退することで、近年授賞式を欠席するアーティストの増加傾向に歯止めをかけるという責務はウィンストン氏に託された。『レイト×2ショー』のエグゼクティブ・プロデューサーであり、「カープール・カラオケ」の共同制作者でもある彼は、ジェームズ・コーデンが司会を務めた2017年と2018年の授賞式ですでにグラミー経験済みだ。
「2021年のグラミー賞のエグゼグティブ・プロデューサーにご指名いただき、大変光栄です」とウィンストン氏は声明でこうコメントした。「この役を引き受けるにあたり、ワクワク半分、ドキドキ半分です。ですが、まずはこのような素晴らしいチャンスをくれたレコードアカデミーに心から感謝を申し上げます。そしてこの40年、見事な仕事ぶりを発揮してくれたケンに称賛を送りたいと思います」
エンリッヒ氏も最後にこう付け加えた。「エグゼグティブ・プロデューサーを引き継ぐ後任のベンには、心から健闘をお祈りいたします。演出を知り尽くした彼ならきっと、グラミー賞のレガシーを引き継ぐと共に、授賞式を新たな方向性へと導いてくれることでしょう」