ルーファス・ウェインライト来年3月に来日公演、初期2作の楽曲をバンド編成で披露

ルーファス・ウェインライトのアーティスト写真 (Photo by Greg Gorman)

ルーファス・ウェインライトの来日公演が2019年3月に決定。デビュー20周年記念の特別公演で、11年ぶりのバンド編成でデビューアルバム『ルーファス・ウェインライト』、セカンドアルバム『ポーゼズ』の楽曲が披露される。

以下、公式バイオグラフィを転載。


1973年7月22日ニューヨークでフォーク・シンガー、ロードン・ウェインライト三世とシンガーソングライターである母親ケイト・マックギャリグルの間という音楽一家に生まれる。

デビュー作(’98年)は高い評価を受け、続く2枚目『ポーゼス』(’01年)での更なる高評価とともに彼の名をミュージック・シーンに強く刻みつけた。彼の自分がゲイであるというカミング・アウトは米国の雑誌等でも話題を呼んだ。

初来日公演は’98年に実現。’03年、’04年には連作『ウォント・ワン』『ウォント・トゥー』を立て続けにリリース。’00年代初頭には映画のサウンド・トラックへの楽曲提供~ヒットが目立つ。(『ブリジット・ジョーンズの日記』:ダイドとのデュエット曲/『アイ・アム・サム』:ビートルズの“アクロス・ザ・ユニバース”/『シュレッック』レナード・コーエンの“ハレルヤ”/『アビエイター』にはシンガー役として出演も!)

’08年、10年ぶりの来日公演を実現させ、ジュディ・ガーランドに成りきるといったショー・アップされた構成が観客を驚かせ熱狂させた。’09年にはオペラ『プリマ・ドンナ』を書きおろし、マンチェスター・インターナショナル・フェスティバルにて初披露された。その後もロンドンやカナダ・トロントでも上演された。

’10年1月、彼の母・ケイトが癌により死去。同年5月『オール・デイズ・アー・ナイツ:ソング・フォー・ルル』を発表。同年10月には来日公演を行い、彼のピアノ、ギターだけの弾き語りのステージで、第一部がダグラス・ゴードンの映像に合わせての演奏で、観客の拍手、歓声を拒否した異例の静寂のステージとなった。一転して第二部は観客を煽る楽しいステージで大歓声を受けた。

’12年4月、通算6枚目のスタジオ・アルバム『アウト・オブ・ザ・ゲーム』を発表。同年8月23日、ドイツの芸術家ヨルン・ワイスブロットと同性婚を行う。その1年前’11年2月にはレナード・コーエンの娘、ロルカを代理母として娘、ヴィヴァ・キャスリン・ウェインライト・ワイスブロッドを授かっている。’13年3月に来日公演を行い、全編ピアノ弾き語りによる一人だけのステージを繰り広げた。‘15年7月7日ベルギー・アントワープ公演を皮切りにヨーロッパ、北米ツアーをスタート。日本でも大阪・東京で全編ピアノ弾き語りのソロ・パフォーマンスを観せた。

最近ではカナダのオペラカンパニーから依頼を受け、オペラ「プリマドンナ」に続く2作目を制作。ローマ帝国のハドリアヌスとアンティヌスの物語に基づいた新しいオペラ「ハドリアヌス」は、2018年10月13日にトロントで初演された。

またデビュー20周年を迎え、2019年3月に日本公演が決定!「11年振りとなるバンド編成で、デビュー・アルバム『ルーファス・ウェインライト』とセカンド・アルバム『ポーゼス』からの楽曲を披露するスペシャル・ライヴになる」とルーファスは語る。この貴重なステージをお見逃しなく!



ルーファス・ウェインライト

RUFUS WAINWRIGHT 
ALL THESE POSES ANNIVERSARY TOUR 2019

3月28日(木)・29日(金) 
東京国際フォーラムホールC 19:00開演
チケット:¥10,000(税込)
https://udo.jp/concert/RufusWainwright

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