同じように、アルバムには最近の事件にインスパイアされた曲がいくつかある。「Please Mr. Gunman」でマークは「そうだよ、俺たちは教会で死ぬんだ!」と叫んでいるが、この曲は2017年の教会での発砲事件に関するTVニュースでの愚か者の反応に触発されている。また「Next Mass Extinction」のオープニングの不吉なリフレインは、昨年の夏のシャーロッツビルでのデモを思い起こさせる。
マッドハニーのコアなサウンドは『デジタル・ガービッジ』でも健在。レコーディングはバンドの長年のコラボレーターで、本作ではピアノも演奏するジョニー・サングスターと共にシアトルのスタジオ「Litho」で行われた。「21st Century Pharisees」ではガイ・マディソン(Lubricated Goat)の狂ったシンセを聴くこともできる。