昨日からスタートしたブルーノ・マーズの来日公演。Rolling Stone Japanでは来日期間中、ブルーノのことをよりよく知るための記事を連続で公開。3回目は彼の音楽的ルーツでもある90年代R&Bについて。
ブルーノ・マーズの大ヒット作『24K・マジック』は、彼が幼い頃から慣れ親しんできた90年代のR&Bに影響を受けているという。
アルバムのベースとなっているのは、ジミー・ジャム・アンド・テリー・ルイス、ニュー・エディション、ボビー・ブラウン、ジョデシィ、ボーイズ・Ⅱ・メン、テディ・ライリー、ベイビーフェイス。そういった90年代R&Bの魅力について、ブルーノは2016年のローリングストーンの取材でこのように語っている。
「俺にとって、あの頃の音楽ほど幸せな気持ちにしてくれるものはないからね。思いを寄せる女の子とゆっくり踊ったバレンタインデーの夜に、DJがブラックストリートの『ビフォー・アイ・レット・ユー・ゴー』をかけたあの瞬間、誰もが魔法にかかった。向こう8カ月間解けることのない魔法にね」
Blackstreet - Before I Let You Go
また、ブルーノはこのアルバムを自身の頭の中にある物語のサウンドトラックだとも話している。
「舞台はある夏の夜のニューヨーク、どこかの家の屋上で開かれる史上最高のハウスパーティだ。午前2時30分、ヴェルサーチのスーツに身を包んだ超イカしたバンドの登場に、女の子たちは狂喜乱舞する。そして世界一セクシーでクールなリードシンガーが、その歌で人々を魔法にかけるんだ」
ローリングストーンによるブルーノ・マーズの独占ロング・インタビュー全文はこちらから。
http://rollingstonejapan.com/articles/detail/27294Edited by
The Sign Magazine