キンクス、ラヴ等、ラモーンズのドラマーが語るパンクのルーツ
ローリング・ストーン誌が史上最高のパンク・アルバムに選出したラモーンズのデビューアルバムは、後に世界中を席巻するパンク・ムーヴメントの火付け役となった。しかし後年ドラマーとしてバンドに加入したマーキー・ラモーンは、パンクのルーツはもっと昔に遡ると語る。この夏に予定されているヨーロッパツアーで自身のバンド、ブリッツクリーグと共にラモーンズのクラシックの数々をプレイする彼が、お気に入りのパンク・トラックについて語ってくれた。
ザ・キンクス『オール・オブ・ザ・ナイト』
この曲で聴けるラフなプロダクションとデイヴ・デイヴィスのギターサウンドこそがパンクのルーツだ。初めて聴いた時「これだ!」って思ったよ。
ザ・トラッシュメン『サーフィン・バード』
後にも先にも、これよりイカれた曲は聴いたことがない。当時のメインストリームとは完全に一線を画していたね。