3年前、チャート・ヒットを飛ばしたカリフォルニアのバンドは、次のヒットを求めて遠くまでさまよう。「アスク・ユアセルフ」は説得力のまったくないフレーミング・リップスとも言えるし、「ネヴァーマインド」はレディオヘッドの「パラノイド・アンドロイド」から野心的な部分を抜いた感じ、「ファイア・エスケイプ」はキャンプファイアの暖かみを感じさせないボン・イヴェールだ。それでもフォスターの、ちょっと賢いトリックは健在だ。

RECOMMENDEDおすすめの記事


MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE