ボン・ジョヴィ、ロックの殿堂入りスピーチ全文:メンバー全員で35年の歩みを振り返る

Rolling Stone | 2018/04/18 18:04

| 米国時間4月15日、クリーブランドでに行われたロックの殿堂入りの授賞式スピーチをするボン・ジョヴィのメンバー(Photo by Jeff Kravitz/FilmMagic) |

ロックの殿堂入りを果たしたボン・ジョヴィ。ここではメンバー全員による感動のスピーチ全文をお届けする。

米クリーブランドで現地時間4月15日に行われたロックの殿堂入りの授賞式で、ボン・ジョヴィのメンバーはファンと関係者に謝意を述べた。

感動的な瞬間だった。ボン・ジョヴィは10年近く前に殿堂入りの資格を認定されていながら2011年には殿堂から一度裏切られていた。だが今回、疎遠だったオリジナル・メンバーのギタリスト、リッチー・サンボラとベーシスト、アレック・ジョン・サッチと再集結し、自称メディア王のハワード・スターンから栄誉を受けたのである。

ボン・ジョヴィの過去と現在のメンバーも演壇に上がって、殿堂に至るまでの自身のキャリアを振り返った。彼らのコメントは以下の通りだ。

アレック・ジョン・サッチ
俺はすぐに分かったんだ。このバンドがどれだけ真剣かってことと、(ジョン・ボン・ジョヴィが)どんなビジョンを持っていて、俺たち全員とそのビジョンを実現したいと願っているのかを。俺はそのビジョンの一部にいたことを本当に幸せに思っている。今夜ここにいる多くの人に、ありがとうって言いたいんだ。マネージャーたち、エージェントたち、PRスタッフ、レコード会社のスタッフ、家族、ツアー・クルー、みんなに感謝する。(名前を言わなくても)俺が誰に感謝しているのか分かっているよね? ロックの殿堂入りをしたなんて、本当に光栄だ。ありがとう。こいつらは最高なんだ。みんなで最高の瞬間を何度も過ごしたし、このメンバーじゃなかったら今夜ここにはいなかったはずだ。死ぬほど愛しているし、これからもそうだ。

ヒュー・マクドナルド
まず、妻のケリー、息子のモーガンとジェイク、愛してるよ。お前たちとこの栄誉をここで一緒に受けることができて、とてもうれしい。友人で会計士のゲイリー、40年も支えてくれてありがとう。友達のブライアン、50年も支えてくれてありがとう。ロックの殿堂、俺たちを受け入れてくれてありがとう。ジョン・ボン・ジョヴィ、お前がお前でいてくれてありがとう。ファンのみんな、献身的な愛情を持ち続けてくれてありがとう。

リッチー・サンボラ
考えてみると……他の連中と一緒にやっていたら、こんなことにはならなかったと思う。この連中と一緒にやってきたことが誇らしいし、俺たちの手から飛び立った楽曲が誇らしい。だって、それによって人間性と結びつき、さらなる人間らしさを見つけ出せるんだから。誰もが違っていて、それと同じくらいみんな似ているのさ。まず、このバンドのメンバー全員に感謝を言わないとな。だって思うに、一番困難なことは、自分と一緒に何でもやってくれる4人を見つけることなんだから。ハードワークだったり、クレージーなことをやったりと、とにかく夢を実現するために必要なことをすべて一緒にやってくれる仲間。俺たちは長い間一生懸命やってきた。でも、それが本当に楽しかったんだ。もし自伝を書くなら、今が最高のタイミングだな。

ハワードがそれを説明してくれたけど、ハワード、ありがとう。あと、感謝したい人がたくさんいる。俺たちのキャリアはかなりの長さになったけど、俺は本当に恵まれているよ。ママと美しい娘に感謝しなきゃな。仲がよかったレコード会社の社長や、固い絆で仕事をしてきた社長にも感謝だ。音楽を作ること、世界中の人々をハッピーにすることにも。俺が一番幸せを感じるのは今言った2つさ。1億3千万枚のレコードを売って、3300万人の観客の前で演奏してきた。みんな笑顔で帰っていったよ。会場から出る観客の笑顔が何マイルも続いていた。ありがとう。ファンにも感謝しなきゃ。だってファンがいなかったら……。毎晩、俺たちはステージに立っていた。時には7万2千人の前でプレイしたこともあった。俺たちに必要なものをファンが与えてくれたし、俺たちは彼らが必要なものを与えた。本当にありがとう。

Translated by Miki Nakayama

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