2007.04.10 00:00
ポケット・シンフォニー
限りなく落ち着いたエレクトロポップサウンドを身上とするフランスのデュオユニット、エール。4枚目となる新作は雰囲気的なものを大切にしたような作風。それを追求してみたかったような感じだ。でも、この音はゆっ ...
2007.04.10 00:00
アイ・ラヴ・ユー
モータウンディーヴァ、ダイアナ・ロスの実に8年ぶりになる新作はなんだかとっちらかったラヴソングのカヴァー集。おそらく映画『ドリームガールズ』にあやかったヤッツケアルバムだろうが、意外とハマる曲も一部あ ...
2007.04.10 00:00
ミート・ザ・スミザリーンズ
80年代からモダンでレトロなポップロックをスタイルとして追求してきたザ・スミザリーンズ。バンドは常にそのインスピレーションの源に、60年代にアメリカで爆発的に流行したイギリス発のビートロックの数々があ ...
2007.04.10 00:00
フォー・ウインズ
インディーズの若き鬼才、コナー・オバースト率いるブライト・アイズ。正規アルバムの新作『カサダガ』のリリースも控えているが、このEPはそのアルバムのセッションからの音源という内容。それだけオバーストは多 ...
2007.04.10 00:00
フリーダムズ・ロード
アメリカの素朴なライフスタイルをモチーフとして追い求めてきたジョン・メレンキャンプの新作。これまでノスタルジックで理想主義的な作風が多かったが、今回は現在のアメリカが抱えるさまざまな問題と向き合ってい ...
2007.04.10 00:00
ウィー・オール・ビロング
フィラデルフィア出身のインディー系ポップバンド。DIY的な演奏とサウンドに、ビートルズ、ビーチ・ボーイズやシカゴなどの響きを聴き取れる彼らの楽曲は、好きにならざるを得ない。アイデアも刺激的で聴き手を引 ...
2007.04.10 00:00
ザ・ムーンステイション・ハウス・バンド
シカゴ出身のシンガーソングライターが、3年がかりでほぼ一人だけで完成させたデビュー作。かすれ気味の魅力的なヴォーカルとギターが牽引するルーツロックとなっていて、趣味もいいし、自家製的な温かみにも満ちて ...
2007.04.10 00:00
ザ・ウォーキング・ウンデッド
ドラマーを交通事故で亡くしてから初のアルバムとなる、ニューヨークのポップパンクバンド。ラウドな音を鳴らすという時流も意識し、ゴリゴリで強力なギターリフも炸裂する一方で、キャッチーな作りや事故を回想する ...
2007.04.10 00:00
ジョニー・グリーンウッド・イズ・ザ・コントロール
レディオヘッドのギタリスト、ジョニー・グリーンウッドが自ら選曲。お気に入りのトロージャンのレゲエやダブを集めたコンピレーション。トロージャンというのは、ジャマイカのサウンドを60年代末から伝えてきた老 ...
2007.04.10 00:00
マイ・ネーム・イズ・バディ
ルーツミュージックとギターの名手として有名なライ・クーダーの新作。前作はメキシコ系にとってのLAとは何かを物語った作品だった。今回は30年代のアメリカの荒廃の中を放浪する猫の旅路を描いた作品で、30年 ...
2007.04.10 00:00
オール・オブ・ア・サデン・アイ・ミス・エブリワン
テキサス出身のヴォーカル不在のインストゥルメンタルバンド。音楽的な野心と度胸を圧倒的な演奏で聴かせる4枚目となるアルバム。ギター2本で鳴らす轟音と、ドラムとベースがたたみかける重圧に満ちたサウンドは、 ...
2007.04.10 00:00
ヴェトナム
バンド名もけったいだが、見てくれもサウンドもさらにけったいなニューヨークのバンド。全員ヒゲ面に長髪で、カントリー的な演奏の中で、サイケデリックでフリーキーなギターを聴かせる。ユニークな音楽性を持ってい ...
2007.04.10 00:00
ジーズ・ストリーツ
弱冠20歳のヌティーニは、実に男前。歌はジェフ・バックリーの骨っぽさに上手いR&B歌手を足して2で割った感じ。楽曲はソウルも、アコースティックも、ロックもある。が、どれも陳腐になるまでもいってない。要 ...
2007.03.10 00:01
インフィニティ・オン・ハイ・星月夜
フォール・アウト・ボーイほど、リスナーの間で賛否両論のあるバンドも珍しい。その理由は、歌詞のほぼすべてを手がけているベースのピート・ウェンツ独 特の世界観にある。もちろん、ヴォーカル&ギター担当のパト ...
2007.03.10 00:00
ヒッシング・ファウナ、アー・ユー・ザ・デストロイヤー?
REMが根城にしているジョージア州アセンズで、最も精力的な活動を続けているバンドの8枚目のアルバム。インディーズなポップが身上だが、今回はキンクス風サウンドからニューウェーブディスコまで聴かせる。
2007.03.10 00:00
ザ・グッド、ザ・バッド・アンド・ザ・クイーン
デーモン・アルバーンは、ブラーでオアシスと並ぶポップバンドとして’90年代を謳歌。その後、サイドプロジェクトのゴリラズやこの新バンドで精力的に活動。でも、キャリアの後半をこれほどアーティスティックに追 ...
2007.03.10 00:00
フレンド・オポチュニティ
10年前にアートロック系のデュオとして結成し、今ではトリオとなり、すでに8枚のアルバムを発表しているサンフランシスコ出身のディアフーフ。このアルバムはバンドがレディオヘッドの前座としてツアーに同行して ...
2007.03.10 00:00
コンヴィクツ
リプレイスメンツのポップなパンクやチープ・トリックのパンクなポップを思わせる、オーストラリアのバンド。本作もまた然り。ただ、思わず’73年の幻の音源、と形容したくなるような渋いトラックもあり。
2007.03.10 00:00
ラーン・トゥ・シング・ライク・ア・スター
元スローイング・ミュージズのヴォーカリストのソロ7作目。ソロ前作を踏襲したアコースティックサウンド。彼女のヴォーカルの資質をうまく引き出したアルバムだ。オリジナルのロックを聴かせている。
2007.03.10 00:00
サム・ラウド・サンダー
2年前に突然ネットでブレイク。アートっぽい作品なのに、一躍その夏の最高ポップアルバムとなったクラップのセカンドアルバム。乱暴な音が相変わらずカッコいい。よい曲もあるが、前作ほどの輝きはない。