ガンズ・アンド・ローゼズのギタリスト、イジー・ストラドリンは、バンドの再結成ツアーに参加しないことを表明した。「物事はうまくいかないこともある」とバンドと距離を置くことを公表。
ガンズ・アンド・ローゼズの元ギタリスト、イジー・ストラドリンはウォール・ストリート・ジャーナル紙に、現在進行中の再結成ツアーになぜ自分が参加しないのかという短い声明を出した。
「現在のGnRツアーは他の彼らにとって大成功だ」ストラドリンは言った。「参加しない理由はただ交渉の段階で妥協点に達することができなかったから。けれどそれが人生だ。物事がうまくいかないこともある。」
2016年にはガンズ・アンド・ローゼズのメンバーの大部分、ボーカルのアクセル・ローズ、ギターのスラッシュ、ベースのダフ・マッケイガンがコーチェラにて再結成し、然るべくして名付けられた‘Not In This Lifetime’ツアーにその一年後乗り出した。元ドラマーのスティーヴン・アドラーがカメオ出演をツアーを通してしたのに対し、ストラドリンは最初から姿を見せることはなかった。
再結成ツアーが発表された後、ファンとのコミュニケーションのためにストラドリンはTwitterアカウントを立ち上げたが、それ以来あまり利用していない。当時、彼は彼の不参加について簡潔にローリングストーン誌にこう話した。「俺の参加と、スタジオのレコーディングについて推測が飛び交っていた。多くが間違った情報で、ただ俺はガンズ・アンド・ローゼズのメンバーとレコーディングはしていないということをはっきり伝えたかった。現時点でショーには関与していないし、多くのファンが受け取っている情報は正しくない。」
数ヶ月後ローズがブラジルのGlobo TVでのインタビューでストラドリンが参加しないことについてふれた後、彼はかなり率直なツアーに参加しない理由を述べた。
ローズはストラドリンがツアー参加について煮え切らない態度だったと述べた。「話した後にこうなるだろうと思うと、次の日にまた違う方向になっていた。」それに対してストラドリンは今は消去したツイートで「でたらめだ。彼らはギャラを公平に分けたくなかっただけだ。それだけさ。次に進もう。」と発表している。
ガンズ・アンド・ローゼズの「In This Lifetime」ツアーはこの夏のヨーロッパ公演に引き続き行われ、秋のアジア公演も予定されている。6月29日に未発表の作品を含んだ大規模なボックスセットパック仕様で、衝撃的なデビューアルバムAppetite for Destructionを再発売する。