グレイト・ディーヴァ・クラシックス

ソウルの大御所のアレサが「ローリング・イン・ザ・ディープ」をカヴァーしてくれるなんて、アデルにとっては感激だろう。軽快に名人芸を披露するアレサ・フランクリンは見事だ。このアルバムの心地よいカヴァー曲は、アレサがいつでもポップスの世界に帰って来られるのだと証明している。プロデューサーたちの手腕にも助けられている。アンドレ・3000によるプリンスとシニード・オコナーの「ナッシング・コンペアーズ・2・U」のアレンジで、アレサは楽しそうに歌う。“彼は言ったわ、楽しまなければダメだよって!”そのとおり。楽しさは伝染する。

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