アイス-Tのメタル・グループの5作目は、1992年のデビュー作以来の最高傑作だ。あの「Cop Killer」ほどの扇動的な曲は収録されてはいないが、20年前のスラッシュとパンクが乱雑にミックスされた音楽から、ムダのない現代的なエクストリーム・メタルへと進化。ジェイ・Zに対抗して彼から「99 Problems」を取り戻し、スイサイダル・テンデンシーズの「Institutionalized」のカヴァーでは、独りよがりの完全菜食主義者を皮肉る。

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