バンクーバー出身のホワイト・ラングは、過去2枚のアルバムでパンク・ファンの心をわしづかみにしてきた。そして3枚目のアルバムはこれまで以上に強力。ミッシュ・ウェイは悲痛な声でセックスや身体イメージを説き、ギタリストのケネス・ウィリアムの不協和音は、2000年代のポストハードコア/パンクの繊細な面を蘇らせた。モッシュピットに巻き込まれて死にたくないと思っている人たちも、この轟くような音を聴く価値はある。

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