昔ながらのルーツ・ミュージックを誇らしげに演奏するパーティ・バンドの8作目。「Doc’s Day」では、年寄りのヒルビリーに怒られて、ストリート・ミュージシャンたちがアンプやドラムを放棄する。しかし、グループが陳腐な表現に陥りそうになるたびにシンガー・ソングライターのケッチ・シーコアがカーヴを投げてくる。政治演説の情けなさとか、友人の兵士の葬式について歌いながら、アパラチア山脈のルーツを現代に蘇らせているのだ。

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