東京で活動する6人組バンドのデビューアルバム。サウンドは穏やかで、ハイラマズのようにエキゾティックで幻想的であり、もっと土臭くフォーキーなところもあり、一口に“こういう音楽だ”と括れない雑多なものを吸収している。ヴォーカルの竹川悟史の歌声はキセルにも通じる柔らかな抒情性があり、とても魅力的だ。思わず「本当に20代前半ですか?」とききたくなるほど老練で、素晴らしくマジカルなポップス集。

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