フライング・ロータスの最新作『FLAMAGRA』が5月22日 (水) に日本先行リリースされる。発表に併せて、映画監督のデヴィッド・リンチがナレーションを務め、フライング・ロータス自身とデヴィッド・ファースが製作を手がけた「FIRE IS COMING」のビデオが公開された。グラミー賞候補にもなった前作『ユーアー・デッド!』から5年。ケンドリック・ラマーの傑作『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』におけるコラボレーション、カマシ・ワシントンの大出世作『ジ・エピック』の監修、サンダーキャットの出世作『ドランク』では大半の楽曲をプロデュースし、ここ日本でも上映されたコミック・ホラー長編映画『KUSO』の監督・脚本を手がけ、主宰レーベルのブレインフィーダーが10周年を迎えるなど、シーンの重要人物として君臨するフライング・ロータス。
『FLAMAGRA』は、12年に及ぶキャリアの中でロータスが世に提示してきた革新性のすべてを掻き集め、ヒップホップ、ファンク、ソウル、ジャズ、ダンス・ミュージック、トライバルなポリリズム、IDM、ビート・ミュージックが複雑に絡み合い、驚異的な独創性が発揮されたアルバムになっているという。
さらに本作には、
アンダーソン・パーク、
ジョージ・クリントン、ユキミ・ナガノ(リトル・ドラゴン)、ティエラ・ワック、
デンゼル・カリー、イシュマエル・バトラー(シャバズ・パレセズ)、トロ・イ・モワ、
ソランジュ、盟友のサンダーキャットがボーカリストとして参加。
デヴィッド・リンチは不気味なナレーションを添えている。
『FLAMAGRA』の国内盤にはボーナストラック「Quarantine」を含む計28曲が収録され、歌詞対訳と解説書が封入される。初回生産盤CDは豪華パッケージ仕様。さらに、Tシャツ付セットも限定数販売されるほか、2枚組となる輸入盤LPには、通常のブラック・ヴァイナルに加え、限定のホワイト・ヴァイナル仕様盤、さらに特殊ポップアップ・スリーヴを採用したスペシャル・エディションも発売。Beatink.comでは50部限定で、スペシャル・エディションのクリア・ヴァイナル仕様盤が販売となり、本日より予約が開始となる。
フライング・ロータス『FLAMAGRA』5月22日 (水) 日本先行リリース
初回盤紙ジャケット仕様
ボーナストラック追加収録 / 歌詞対訳・解説書付
(解説:吉田雅史/対談:若林恵 x 柳樂光隆)