本日21日に開催されるテイラー・スウィフトの来日公演。Rolling Stone Japanでは、テイラーのことをよりよく知るための記事を連続で公開する。24時間365日、いつもパパラッチやファンに追いかけられているテイラー・スウィフト。彼女がそんなときに気分をアゲるために使う「最終兵器」はケンドリック・ラマーを聴くことなのだという。
2014年にローリングストーン誌が取材を行った際、ニューヨークのセントラル・パークの近くで車から出たテイラー・スウィフトは、即座にパパラッチと多数のファンに囲まれた。テイラーが公園を抜けていくにしたがって、群衆が増え、押しも強くなってくると、ジャーナリストは恐怖すら感じたという。
そんなときにテイラーが「被害者思考から、一気に気分をアゲるコツを知りたい?」と言ってジャーナリストに渡したイヤホンから流れてきたのが、ケンドリック・ラマーの「バックシート・フリースタイル」だった。「これが私の最終兵器。全部歌詞を覚えちゃった」とテイラーは満面の笑みを浮かべて話したという。
「バックシート・フリースタイル」はケンドリックが2012年にリリースした『グッド・キッド、マッド・シティー』に収録。「俺が人生で手に入れたいのはカネと権力/俺をリスペクトしな、さもなきゃ鉛(銃弾)のシャワーで死んじまえ/俺のムスコよ、エッフェル塔みたいにでかくなれ/そうすりゃ72時間ぶっとうしでヤれるぜ/ちくしょう、最高の気分だ/そう、俺はマトリックスの世界にいるのさ」という歌詞は、「世の中のことを何も気にしていなかった16歳のときの気持ちを歌っている」とケンドリックは説明している。
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The Sign MagazineTAYLOR SWIFT reputation STADIUM TOUR in Japan presented by FUJIFILM instax
11月21日(水)東京ドーム
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