ヴェリー・ベスト・オブ・ミック・ジャガー

ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーは、ロック史で最も偉大なシンガーでありシンガー・ソング・ライターのひとりだ。初のベスト・ソロ・アルバムである今作が、その事実を証明している。過去4枚のソロ・アルバムから選ばれた楽曲と、U2のボノとのコラボレーションによるポップなゴスペル曲「ジョイ」などが収録。珍しいラインナップで、まずは存分に楽しめる。注目すべきは、ジョン・レノンが73年にプロデュースした幻の「トゥー・メニー・クックス」。そしてサニー・ボーイ・ウィリアムズの名ブルースをカヴァーした「チェッキング・アップ・オン・マイ・ベイビー」。未発表のこの2曲が収録されているという事実だけで、これは「正しい」アルバムだ。

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