スコットランドのグラスゴー出身のインディ・ロック・トリオによるデビュー・アルバム。これがまた、ニューヨークの伝説的なパンク・クラブ、CBGBで70年代に活躍した数々のニューヨーク・パンクのバンドに捧げるような作品となっている。1990sのメンバーは、ラモーンズ、リチャード・ヘル、テレヴィジョン、パティ・スミスなどのニューヨーク・パンクをこよなく愛してやまないのだ。今作は、デビュー以来、最も良くできたとされるシングル曲「ユー・メイド・ミー・ライク・イット」も収録された傑作となっている。自暴自棄な歌詞と際立ったメロディ、トゲトゲしくリズムを刻むギター、そしてガンガンに突き上げてくるようなベースが最高！
