海外でのツアーやリリースで知られる男女8人組が、セカンド・アルバムでさらなる前進。アカペラのコーラスで幕を開け、そこからエフタークラングの近作のような一大パノラマが広がる、ドラマチックな傑作だ。どこか箱庭的感覚もあった前作と比べ、サウンドはより開放的に。ともすれば寒色系になりがちなエレクトロニクスに、管楽器や女性ヴォーカルが暖色系の色味を加えている。

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