現代アメリカを代表するシンガー・ソングライターの5年ぶりとなる歌ものアルバムは、愛なき時代に愛を問う、壮大なスケールのエレクトリック・ゴスペル。ライフワークである“アメリカ50州シリーズ”の箱庭的世界観とは対照的に、制御不能な電子音が暴走する、フレーミング・リップスの近作にも似た怪作だ。ラストを飾るのは、25分にも及ぶスフィアン流のオートチューンR&B。圧巻。

RECOMMENDEDおすすめの記事


MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE