BEYOOOOONDS、8000人の声援が飛び交った2度目の単独武道館公演

BEYOOOOONDS

今年で25周年を迎えるハロー!プロジェクトに所属するBEYOOOOONDS(ビヨーンズ)が、2023年5月15日にグループとして2回目となる単独での日本武道館公演を開催した。

本公演は3月19日からスタートした春のコンサートツアー「BEYOOOOONDSCONCERT TOUR「NEO BEYO」」(全10会場11公演)の特別公演として行われ、全国50以上の映画館でライブビューイングも実施された。同公演のオフィシャルレポートを掲載する。

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ハロー!プロジェクトでは政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」が廃止されることに伴い、公演のガイドラインを変更。5月8日から一般席(着席指定席を除く)は立ち上がっての観賞ができるようになったほか、声出しも可能に。本公演は新しいガイドラインとなってから初となるハロー!プロジェクト所属グループの日本武道館公演となった。そのため、本公演は声出し解禁を意識した“あおり”なども随所に盛り込まれ、以前のようにメンバーとファンが一体となってライブを盛り上げていく演出が散りばめられた構成に。メンバーの前田こころは前日のブログで「声出す準備はできてるかーい?」とファンに語りかけ、メンバーのコール名などをブログでまとめるなどしていたのも印象的だった。

コロナ禍以降初となる日本武道館公演の声出し解禁とあって、公演直前には会場に訪れた約8000人のファンから大きな声援が飛び交う。会場の照明が消え、公演がスタートするとメインスクリーンに60秒のカウントダウンが進行。カウント0とともにメンバーの等身大パネルを型抜きしたものが登場すると、会場からは大きな歓声が巻き起こる。



ライブは4月12日に発売された最新シングル「求めよ…運命の旅人算」でスタート。パフォーマンス終了後にメンバーが「みなさん、日本武道館へようこそ! BEYOOOOONDSです!」と挨拶する。会場にベースビートが流れると、いきなり“らしさ”全開。前田こころの「みなさん、Clap your hands!」の掛け声で会場が一体になると、高瀬くるみの呼びかけで、岡村美波が“DJ みいみ”として躍動する。さらには清野桃々姫のトークボックスやメンバー10人によるロボットダンスもスタートし、待ちに待ったBEYOOOOONDS劇場が開幕。





清野桃々姫がフリーズするという寸劇が展開されたのち、「Hey!ビヨンダ」「英雄~笑って!ショパン先輩~」を披露する。小林萌花のピアノ演奏も加わり、BEYOOOOONDSワールドはいきなりフルスロットル。この勢いのままMCへ突入する。

MCでは平井美葉が「私たちにとって2度目の日本武道館公演」と語ると、会場から大声援が。続けて平井は「(声援に)圧倒されそうになりますけど、私たちも気合十分。私たちの全力のパフォーマンスを全身で受け取ってください!」と宣言。この勢いのまま「元年(五年)バンジージャンプ」「小夜曲〜眼鏡の男の子(パラレル ver.)」を歌い上げる。

前田こころの「一度はやってみたかった」という語りかけで始まった「眼鏡の男の子」は、今回だけの特別演出に。同曲は前田こころ演じる眼鏡をかけた男の子をめぐる寸劇が特徴。最後には清野桃々姫と前田こころが結ばれるという結末を迎えるが、今回は里吉うたのと前田こころが結ばれるという、いつもと違う演出に。このサプライズに、会場からは驚きの声が上がっていた。

Rolling Stone Japan 編集部

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