中嶋ユキノ、人生を乗せた歌を観客と大合唱した「アコ旅」ツアーファイナル

中嶋ユキノ©︎Road & Sky

長い下積み時代を経て、2016年に浜田省吾プロデュースのもとメジャーデビュー。昨今はNHK『みんなのうた』に「ギターケースの中の僕」が起用されるなど、その胸に沁みわたる楽曲と歌声で注目を集めるシンガーソングライター・中嶋ユキノが、2023年4月27日(木)東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて「アコ旅2023 ~新しい空の下で~」ツアーファイナル公演を開催した。

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今回のツアーについて、事前のインタビューで「ピアノボーカル、ギター、パーカッション、ベースの4人編成で全国をまわるんです。そして「アコ旅」ということで、もちろんアコースティックサウンドではあるんですけれども、私たちが奏でるサウンドはアコースティック+αというか、時にロック、時にポップス、時にバラード、時にシンプルなフォークと、本当にいろんなジャンルのサウンドが散りばめられているので、しっとりとアコースティックで聴かせるというよりは、みんなが元気になれる曲も盛り上がれる曲もある。初めての方もきっと楽しんで頂けるライブになるんじゃないかなと思います」と語っていた彼女。

その宣言どおり、中嶋ユキノ(vo,key)、若森さちこ(per)、門馬由哉(g)、小川悠斗(b)といった編成で、冒頭の「はじまりの鐘」からアコースティックライブと呼ぶにはあまりにカラフルで厚みのあるバンドアンサンブルを創造。浜田省吾に「何年かかったとしても、この曲たちは必ず届くと思うんです」と断言したという新ミニアルバム『新しい空の下で』でもオープニングを飾った同曲をアッパーかつドラマティックに届けていく。「ようこそ、中嶋ユキノです! 平日にも関わらず、こうしてお集まり頂いてありがとうございます! 今日は新ミニアルバムの中の曲はもちろん、今までの曲もリアレンジしながら皆さんにお届けしようと思います。最後までどうぞよろしく!」


©︎Road & Sky

Rolling Stone Japan 編集部

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