キム・ヒョンジュンが明かす、日本語でJ-POPを歌い続ける理由

キム・ヒョンジュン

3月17日に東京・LINE CUBE SHIBUYAにて開催された来日公演。そのMC内で「今回の来日で取材を受けました。K-POP全盛の今、日本語でJ-POPを歌い続ける理由を聞かれました」と語っていたキム・ヒョンジュン。そのインタビュー記事をここに解禁する。

韓国のエンターテインメントが世界中で愛され、ここ日本でも爆発的な人気を誇っている状況への見解を伺いながら、キム・ヒョンジュンがJ-POPに拘り歌い続ける理由、その最新作となる藤井フミヤ作詞のニューシングル『花路』に込めた想いについて語ってもらった。前回のインタビュー同様、彼のハートフルな人柄が滲み出るテキストとなった。

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ー昨年から今年にかけてアメリカや日本含むワールドツアー「22/23 KIM HYUN JOONG WORLD TOUR<The end of a dream>」を開催し、大成功を収めました。キムさんにとってどんなツアーになりましたか?

ワールドツアーというものは、大勢のスタッフと飛行機に長時間乗りながら全世界をまわるわけですから、実現すること自体が本当に容易いことではないんですよね。また、たくさんのお客さんがいらっしゃる場所もあれば、動員の少ない場所もありますし、成功するケースも失敗するケースもあると思います。その中でも今回のワールドツアーで感じたことは「僕は本当にしあわせなんだな」ということ。経済的に安定している韓国、そして、日本でこれまで幸せに歌手活動をしてこれましたが、世界をまわると難しい環境に置かれている地域もあって。そのような地域でチケットを手に入れる為にお金を一生懸命集めてくれて、ライブ会場まではるばる足を運んでくれて応援して下さるファンの方々の姿を見ていたら「自分は希望を届けられる歌手になりたい」という想いがより強くなりました。

ーそんな様々な世界各国にファンがいる状況自体については、どんな感慨を持たれています?

まさに奇跡だと思います。僕は単純に音楽が好きで、これまで音楽をやり続けてきているんですけど、インターネットやITが発達してきた環境があることによって、世界中の人々に広く知って頂くことができました。そのような経緯の中で僕のことを好きになって下さった皆さんがいる。それによって、僕は何も隠すことなくいろんな姿を毎日お見せしていきたいと思うようになったんですよね。今はインスタやFacebook、TikTokなど様々なメディアがあるので、これからも気楽に気軽にいろんな自分を発信して触れてみてもらえるようにしたいなと思っています。

Rolling Stone Japan 編集部

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