中嶋ユキノが破った自分の殻、新作で表現した嘘偽りのない自分

中嶋ユキノ

長く苦しい下積み時代の果てに浜田省吾プロデュースのもとメジャーデビュー。そして、念願のNHK「みんなのうた」に「ギターケースの中の僕」が起用され夢を叶えたシンガーソングライター・中嶋ユキノ。今回のインタビューでは、その夢のつづきとも言える新たなヴィジョンや、浜田省吾に「何年かかったとしても、この曲たちは必ず届くと思うんです」と断言したという新ミニアルバム『新しい空の下で』についてがっつり語ってもらいながら、彼女のハートフルな人間性≒音楽性を紐解かせてもらった。

関連記事:中嶋ユキノが語る、浜田省吾との出会いと波乱万丈の下積み時代

ー前回のインタビューでは、下積み時代含む音楽人生の先で夢に辿り着くところまで語って頂きましたが、夢を叶えたあとはいかがですか?

NHK「みんなのうた」に「ギターケースの中の僕」が起用されてひとつ夢を叶えたわけですけど、それによって私のことを知って下さる方も少しずつ増えて、親子であの曲を聴いたという方々の声も聞いたりしたので、すごく嬉しかったですね。あと、合唱曲として男女混合で歌えるような譜面を自分で書いて、音楽の教科書に載せて頂いて学生の皆さんに歌ってもらいたい……という「みんなのうた」から派生した新たな夢もできまして。



ー夢を叶えたことで、また新たな夢が生まれたんですね。

小さい頃から波乱万丈な音楽人生を送って、いろんなことをやらせて頂く中で「夢がひとつ叶うと、またさらに夢が増えていく」ということに「ギターケースの中の僕」が気付かせてくれたんですよね。

Rolling Stone Japan 編集部

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