モー娘。小田さくらと櫻井梨央が語る、努力・未来・A BEAUTIFUL STAR

15期・16期の成長

—昨年12月の武道館のライブ(モーニング娘。'22 25th ANNIVERSARY CONCERT TOUR 〜SINGIN' TO THE BEAT〜加賀楓卒業スペシャル」)を観た時に、歌、ダンスといった表現の部分で、各々の強みの芽が出てきてるってすごく感じました。小田さんが変わらず総合力の高さで圧倒する一方で、特に15期、16期の子たちもそれぞれのスタイルで存在感が出ていた気がします。

小田:ありがとうございます。

—それは今言っていたようなメンバーそれぞれの意識の変化があったんだろうなって。

小田:まだ完璧ではないと思いますけど、みんながそれ(強み)を体現していたから、私からは何も求めなくなったんだと思います。ステージの真ん中にいなくても、歌割りが少なくても輝けるじゃないですか。そういう部分をどんどん見つけていってほしいです。例えば、歌唱面で私や譜久村さんが目立つところもあるだろうけど、今はみんな自分の役割をしっかりこなしてるので、それをもっとわかりやすく明確に伝えていきたいですよね。

—15期の3人(岡村ほまれ、北川莉央、山﨑愛生)、めちゃくちゃ成長しててビックリしました。

小田:本当にそうなんです。だって、ちぃ(森戸知沙希)の卒コンから、半年も経ってないじゃないですか。それでも15期は、森戸の卒業の武道館の時と全然違うと思うんですよね。そういうのが楽しいです。完成したものではなくて、こういう変化が激しいタイミングが一番見どころかなって思います。

—櫻井さんはそのなかに自分が入って、どういうふうにグループに貢献しようと思っていましたか?

櫻井:小田さんの時もそうでしたけど、私には同期がいなくて1人で加入したというのもあって、最初に考えたのは、悪目立ちしないように早くグループに馴染むってことでした。でもダンスに関しては、表情で目立つことができるかもと思って。振りはしっかり合わせて、表情で自分の色を出す。元々ダンスはやっていたんですけど、表情をつけた方が絶対に見てくださる方も面白いだろうなって気づいて。曲に合った表情ができるように研究中です。貢献って言われるとちょっと難しいんですけど、楽しんでいただける要素を一つでも増やせたらと思いながら、いつもやってます。

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