ジョニ・ミッチェルが帰ってきた 音楽フェスにサプライズ出演、歌やギターを披露

ジョニ・ミッチェル、ニューポート・フォーク・フェスティバルにて

ジョニ・ミッチェルが7月24日(現地時間)のニューポート・フォーク・フェスティバルにサプライズ出演。ブランディ・カーライル、マーカス・マムフォードなどのアーティストを従え、数曲で歌やギターを披露した。

【動画を見る】ジョニ・ミッチェル復活ライブの模様

「今気づいたんですけど、ジョニが一番緊張していないですね」。20年以上ぶりにフルセットのコンサートに出演し、ニューポート・フォーク・フェスティバルに新たな歴史の1ページを刻んだジョニ・ミッチェルに敬意を表して、ブランディ・カーライルはそう声をあげた。

1969年以来、53年ぶりに同フェス出演を果たしたジョニ・ミッチェルは、カーライル、ブレイク・ミルズ、ルシアス、ワイノナ・ジャッド、Celisse、テイラー・ゴールドスミス、マーカス・マムフォードなどソファに座る豪華ミュージシャンたちを従え、彼女のお気に入りのオールディーズ(ザ・パースエイジョンズ「Why Do Fools Fall in Love」、ザ・クローバーズ「Love Potion No.9」)や、自身のマスターピースなど全13曲を披露した。

玉座に座ったミッチェルは自作曲に合わせて歌い、ときおりカーライル(「Carey」)やゴールドスミス(1991年の「Come In From The Cold」)、セリス(「Help Me」)といったボーカリストを従えながらセットを進行させていく。さらに、1時間を超えるパフォーマンスの終わりには、つい最近約10年ぶりにステージで歌ったばかりの78歳のシンガーが立ち上がり、長いギターソロを弾き(「Just Like This Train」)、ガーシュウィンの「Summertime」でバリトンのリードボーカルを感動的に歌い、さらに「Both Sides Now」や「Circle Game」で涙を誘うテイクを披露した。

このステージをキュレーション・企画したカーライルは、セットの終わりに、この夜の永遠の重要性を強調しながら、「ジョニ・ミッチェルが帰ってきたんです」と宣言した。

Translated by Rolling Stone Japan

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE