Da-iCEが語る10年の軌跡、「CITRUS」のヒットに至るまでの5人の自負

Da-iCE(Photo by 大橋祐希)

結成10周年を迎えた2021年に「CITRUS」がストリーミング累計再生回数1億回突破という日本人男性ダンス&ボーカルグループ初の快挙を達成し、今そのキャリアにおいて最も注目を集めているDa-iCE。メジャーデビュー当時の“顔面偏差値75”“イケメン界の東大生”といったキャッチコピーが先行し、誤解されながらもs**t kingz(シットキングス)ら気鋭のアーティストたちと作品性の高い音楽とパフォーマンス、唯一無二のツインボーカルを磨き続けてきたストーリー。メンバー5人揃い踏みで赤裸々に語ってくれたので、ぜひご覧頂きたい。

-今年で結成10周年を迎えたDa-iCE。エイベックスから“イケメン界の東大生”“顔面偏差値75ユニット”等のキャッチコピーでメジャーデビューした頃も懐かしいですが……。

大野雄大:懐かしいですね。あのキャッチコピーに関しては、メンバーは満場一致で「最悪」と言っていたんですよ(笑)。

工藤大輝:「媒体さんにしか配らない資料に載せるだけ」と言われていたんですけど、テレビでがっつり使われていて。

花村想太:「顔面偏差値って何ですか?」って聞いたら「あ、気にしなくていいですよ。表には出ないんで」と言われたんですけど、デビュー日にどかーん!とメディアに出ていたんですよ。だから「出てますやん」って言ったら「あ、そっち使っちゃったかぁ。4オクターブの歌声を打ち出してほしかったんだけどなぁ」みたいな感じで誤魔化されて。

工藤大輝:絵に描いたような猿芝居だったよね(笑)。

和田颯:いちばん最初に大人に裏切られた事件です(笑)。

Rolling Stone Japan 編集部

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