威嚇・恐喝は日常茶飯事、ギャングと職員の「癒着」が明るみに 米刑務所

2019年8月10日、米ニューヨーク州メトロポリタン矯正センターのフェンス(Photo by Bebeto Matthews/AP)



ニューヨーク州議員はセンターの閉鎖を「絶賛」

起訴状では禁制品の持ち込み容疑に加え、別の職員についても、施設内の受刑囚が禁制品持ち込み計画をFBIに密告しないよう「威嚇・恐喝し、他の受刑囚にも威嚇・恐喝させた」と主張している。

ダミアン・ウィリアムズ連邦検事は刑務所への持ち込み容疑に関し、センターの職員は「自分たちが守るべき受刑囚と共謀し、職務を全うすると誓った制度を軽んじた」上に、そのうち2名の職員は「正義の追及を妨害して」事態をさらに悪化させた、と述べた。

FBIのマイケル・J・ドリスコル支局長は、職員が「それぞれの容疑で犯罪者としか言いようのない行動を起こし、収監中の犯罪者が罪を重ねるのを補助した」と主張した。

今回の起訴状はメトロポリタン矯正センターによる醜態の、おそらく最後の忌まわしい1ページだ。司法省は同施設を「安全・安心」から遠のかせていた「諸問題」に対処するため、「同センターを少なくとも一時的に閉鎖する」という決定を発表した。十数人のニューヨーク州議員が、閉鎖を「絶賛」する書簡を書いた。

現在、収監者は正式に皆無だ――センターの再編や再開がいつになるのか、そもそも再開される見通しがあるのか。今のところ司法省からは何のコメントも出ていない。

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from Rolling Stone US

Translated by Akiko Kato

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