ポール・マッカートニーがレシートの裏にサインしない理由

ポール・マッカートニー(Photo by AP)

ポール・マッカートニーが米リーダーズ・ダイジェスト誌の最新インタビューの中で、ファンと言葉を交わすのは喜んで応じるが、何かにサインしたりお粗末なセルフィーを撮られたりするのは今後避けたいと語った。

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「つねづね不思議だったんだ」とマッカートニー。「『お願いします、レジのレシートの裏にサインをいただけますか?』って。 ワケが分からないよ! 相手も僕が何者かわかっているだろうに」

79歳のミュージシャンはさらに続け、セルフィーやサインをやめれば、何よりも自分にとって、もっと充実した時間を過ごせるだろうと説明した。「たいていはお粗末な背景に、みすぼらしい僕が写ったパッとしない写真ばかりだ。それより会話をしようじゃないか」

ビートルズのドラマーのリンゴ・スターは、バンド仲間よりも10年以上前に先手を打った。2008年10月、彼は動画を通じて、ファンレターの郵送やサインしてほしいものを差し出すのはやめてくれ、とファンに求めた。



「ラブ&ピースで皆さんに警告する。俺にはやることがいっぱいあるんだ、だからもうファンレターは結構!」と、当時のリンゴはラブ&ピースを強調しながらこう言った。「これにサインしてくれと言うのもなし。全部なしだ! とにかくラブ&ピース、ラブ&ピースでよろしく」

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from Rolling Stone US

Translated by Akiko Kato

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