「ツタロックDIG」出演バンド・bokula.が曲で表現する、10代と20代の境目

ー結成から活動開始までの経緯があったのでしょうか。

初めにVo.Gt.えいがバンドを発足し、もともと友だちのかじくん、同じバイト先だったさとぴー、学生時代からの先輩だったしゅんすけが加わり、現在に至ります。

ー影響を受けたアーティストを教えてください。

メンバーそれぞれの音楽的ルーツは、Vo.Gt.えいはKANA-BOON、Gt.かじ [Alexandros]。Baさとぴーはボーカロイド、Dr.ふじいしゅんすけはクリスタルレイクに主に影響を受けています。

ー2021年9月15日に3rd EP『大人になること.』がリリースされました。若者、仲間、青春やコロナ禍の葛藤のリアルな情景が浮かび、5曲を通してとても共感性があると思います。EPに込めた今伝えたい想いはいかがでしょう。

タイトルにある通り、僕がbokula.を通して感じたこと、気づいたことをそのまま曲に落とし込んでいます。10代から20代になった境目の今しか書けない楽曲になっています。

ー4曲目「この場所で.」ではコロナ禍のライブ、オーディエンス、ライブハウスへの想いがダイレクトに伝わってきました。この曲の背景、込めた思いをお伺いしたいです。また、活動拠点である広島県でのライブ活動についてはいかがでしょうか?

「この場所で.」は、ある意味音楽の良さでもある言葉の言い回しやメッセージの独自性を全部取り払って赤裸々に書いた曲です。ライブハウスやそれに関係する方へ真摯に向き合っていつも歌っています。広島でのライブは地元だからこそ見せられるライブを意識しています。ある意味観ている人をおいていく様な感覚です(笑)。

ーbokula.のバンド名もですが、後ろに「.」がついている楽曲がありますが、どのような意味が含まれているのでしょう。

本当はそんなに意味はないです(笑)。見栄えとか文字が並んだ時にあったらバランスいいなくらいの感覚です。でも見返してみると僕の中で何か特別な思い入れや独自の価値観が込められている気がします。

ー現在、ツアー「-STAY FREEEE!!!!!!!! TOUR-」と「インディーズジャーニー」の真っ最中ですが、各地でのライブで印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

「愛してやまない一生を.」のラスサビで友人バンドのねぐせ。やヤングスキニーがステージに上がってみんなで歌う瞬間は思い出深いですね。友だち同士でライブをするってこういうよさもあるんだなって気づきました。

Rolling Stone Japan 編集部

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